ぷーすけ記録 : 稽留流産とこれから

初めての妊娠、稽留流産の記録

7月9日:ぷーすけの出産

おはようございます。ぺぇこです。

月曜から仕事をお休みしています。

今週いっぱいお休みしているので、

「職場に行かなくては」という義務感から逃れることができ気持ちの上では非常に楽です

 

無責任と言われたらそれまでですが

仕事を休んでいる罪悪感は一切ありません。

上司に会うのが本当に本当に嫌なので

お休みできて、精神的な辛さがありません

 

来週から復帰して…あの人と仕事するのが

本当に本当に本っっっっっ当に憂鬱です

 

 

 

今日は、ぷーすけの出産について書きます

 

 

 

2017年7月9日

その日は突然やってきました

 

ぴろは休日出勤して仕事を片付けていました

私は家でゴロゴロしていました

 

トイレに行ったらなんか凄い勢いで

膣あたりから水分が放出されました

「ぽふん!」「じょばー」って感じです

(すみません、汚くて…)

 

そのときは本当に何事か分からなかったのですが恐らく、破水というやつだったのでしょうね

まあ、本能的に何か起こると思ったので

念のためシャワーを浴びました

(前日お風呂に入っておらず、汗だくだったもので…)

 

高速でシャワーを終え

髪の毛を高速で乾かした後

無印良品さんの通称ダメソファにもたれていたところ…

 

生理痛の10倍くらいの痛みが下腹部に集中し

せっかくシャワーを終えたのに

変な汗がたくさん出てきました

 

あまりよく覚えていないですが

二度ほどそんな痛みが波のように押し寄せた後

凄い勢いで膣から何かが排出されました

 

気付いたとにには四つん這いのままかたまっており

大量の汗と、激しい動悸で動けず

ついでに思考も停止していたので

何が起きたのか理解するのに時間がかかりました

 

その場では、身体が凄いことになっていましたが、認識できたのは

アドレナリンが放出されまくってる!

という感覚だけでした。

 

そして、おそるおそる下着をみると

胎児のようなものが見えました

前日から出血もしていたので

生理用のオムツをしていました

(過多月経でよく経血が漏れていたので常備していました)

 

今思うととても可哀想なのですが

怖くなって、下ろしたオムツをまた履いてしまいました

 

まず、ぴろに電話しました

パニックになっていたので

どうしたらいいか聞きたかったのだと思います

 

分娩先の病院に電話し指示を仰ぎました

・入院の準備を持参すること

・タクシーで来ること

を指示されました

 

また、ぴろに報告し

タクシー会社に電話をしました

家の場所が分かりにくかったので

その説明に時間がかかって辛かったのですが

何とか来てくれそうだ!というところまできたのに

私の状況を説明したところ

 

「それは無理ですね…配車できません」

と言われてしまいました

 

配車できないと言われ更にパニックに陥った私は病院やぴろに電話してどうしたらいいか聞いたのだと思います

最終的に、救急車を呼ぶことにしました

 

何とか救急車を自力で呼び

待っている間、母に電話したり

オムツをまとめて下着に履き替えたりしました

 

 

今考えると、オムツのまま連れて行ったのは

可哀想だったなと思います

でも、胎盤やらへその緒やら必要なものもたくさんあったろうし

オムツから離すと壊れてしまいそうだったのでそれはそれで良かったのかもしれません…

 

無事に救急車がやってきて

自力歩行で、荷物を持って救急車に乗り込みました

救急車に乗ってからは何だかホッとして

力が抜けてしまいました

 

でも、どうやら血圧やら心拍数やらが

割と高めだったようでした

 

病院までの間、ストレッチャーの上で

救急隊員のおじさんと会話したり

ぷーすけを預けたりしました

 

救急車を降りるとき

救急隊員のおじさんがぷーすけを胸に抱えさせてくれ、その上から毛布をかけてくれました

その優しさに涙が溢れてしまいました

 

病院に着くと、義両親が到着しており

ストレッチャーに近寄ってきました

何だか申し訳ない気持ちでいっぱいになって

ただひたすらに謝ることしかできなかったです

 

処置室に通されて後産の処置をしたのですが

それがまた激痛で…凄い勢いで騒ぎました

 

うーん…予告があればもう少し落ち着いていたんだけど…

痛いことが起きると知らされてなかったので

本当にひどい暴れ方をしたと思います

 

助産師さんが手を握ってくれたので

少しだけ安心しましたが

何が起きているのか分からないし

もの凄く痛いし、悲しいしでぐちゃぐちゃでした

 

処置室から出るとぴろが到着しており

また涙が溢れました

 

多分、その後病室に移動しました

父と母も田舎から駆けつけてくれ

母の顔を見たら安心して泣いてしまいました

 

母のときには純粋に悲しいと思えたのですが

義両親には「ごめんなさい」という罪悪感でいっぱいになってしまいました

ぴろには「ひとりにしやがって!」と

若干の恨み節もあったと思います(笑)

 

母は、しばらくこちらに滞在するつもりで

2泊分の荷物を用意していました

元客室乗務員ということもあって

コンパクトな荷物で、しかもパッキングが早い

 

病院に到着した時刻を考えると

5分もせずパッキングしたのだと思います

さすが、母は強い!

 

みんな着の身着のままで来ており

全てが落ち着いたのも20時くらいで

お腹もぺこぺこでした

私には入院用の食事が準備され

悲しいけど、すごーーーーくお腹が空いていたので一気に完食してしまいました

 

流産とはいえ、出産は体力を使います

 

その後少しみんなと過ごしましたが

ぴろは翌朝から泊りがけの仕事だったので

早めに帰るように促しました

 

ぴろと義両親が帰り、父と母も帰ると

何だかとても寂しくなりました

一人きりの病室で、少し泣きました

 

子宮収縮剤や抗生剤を飲み

入院の手続きや、母子手帳を渡す…など

色々と事務的なことをこなしました

 

助産師さんも、何回かに分けて様子を見に来てくれました

なかなか眠れず、少しお話をして慰めていただき

眠れないけど、寝る努力をしました

 

 

15:00頃から始まったぷーすけの出産

あっという間に時間が流れ

あっという間に終わりました

 

続きはまた今度…