ぷーすけ記録 : 稽留流産とこれから

初めての妊娠、稽留流産の記録

5月23日 母子健康手帳と手帳ケース

こんばんは。ぺぇこです。

実は、7月9日に自宅で出産(もちろん死産ですが)し一泊の入院をしていました

死産届や火葬のことなど、怒涛のように日々が過ぎました

 

後期流産の場合、死産届も火葬もしなければなりません

そのことについても、知らないことだらけだったので私は余計な悲しみを重ねました

このことについては早急に記事を書きたいと思います

しかし、まだ気持ちが落ち着いていないのでもう少しかかると思います

 

タイトルにあるように母子健康手帳を交付してもらったときのことを書きます

母子健康手帳を交付されるのと同時に保健師さんと面談がありました

 

母子健康手帳を交付してもらったときに対応してくださった職員は…

正直丁寧さに欠け、母子健康手帳を折り曲げたり、汚したりしそうな勢いでした…

妊婦は気が立っているらしく、そんな細かいところに激怒しそうだったので

不満は小さいうちに吐き出さなければと思い、「丁寧に扱ってください」と低い声で言いました

それで、察してくださったので、激怒せずに済みました

 

職員の方の手際が悪く…書類の説明に時間がかかりました

また、両親学級だけでなく出産後の訪問についても懇切丁寧に説明され…

つわりでめまいも激しかった私には辛かったです

 

後から思えば、私のように流産することも考えると

両親学級はともかく、出産後の訪問についてまでじっくり説明する必要があるのか

妊娠初期の妊婦にとって、本当に優しい配慮がなされているのかは疑問しか残りません

 

むしろ、その後の保健師さんとの話は、話せば話すほど気持ちが軽くなり

不覚にも泣いてしまったので、それを充実させる必要があると思います

 

保健師さんに相談して良かったことは

・自分に発達障害の傾向があるので先の見通しがもてないことが不安

・妊娠は予測不能なことは理解できるし、情報が手に入ることについては安心できるがそれ以外の対応に困っている

・クリニックや分娩予定の病院に告知する必要があるか

でした

 

保健師さんは、私からの説明が分かりやすかったとおっしゃった上で

不安要素はひとつでも拭った方が良いという判断のもと

Dr.には伝えた方が良いと助言してくださいました

 

少し、心が軽くなる保健師さんとの会話でした

でも、何より母子健康手帳を受け取れたことが嬉しくて

ぷーすけのために記録していこう、文字を埋めていこうと意気込んでいました笑

 

ただ、予想以上に母子健康手帳が大きく

入れようと思っていた手帳ケースに入らず

途方にくれてしまいました笑

 

長いことほぼ日手帳のミナペルホネンを愛用しており

毎年気に入ったものが出れば購入していました

チャック式の手帳ケースが良いだろうと考えていましたが

母子健康手帳のサイズも大きく、補助券も入れると相当な厚さになり

ワンサイズ大きいケースが必要でした

 

ちょうどロフトでほぼ日手帳ケースのデッドストックセールを行っており

大きいサイズのチャック式ケースだけで売っており

2014年のタンバリンを購入することにしました

蛍光色がミナペルホネンには珍しく躊躇しましたが

大好きなタンバリンだし、元気になる色だしと納得して買いました

 

ちなみに、ミナペルホネンには母子手帳ケースが売っていることを後で知りました

ぷーすけが帰ってきたときに購入を検討しようと思います

ほぼ日手帳のケースでも十分使えるんですけどね

今回のケースを購入してみて、使い勝手が良いので来年の手帳は大きいサイズにしてみようかな、と思いました

5月19日 不正出血

おはようございます。ぺぇこです。

思い返せば、妊娠初期から心配ばかりだったな…

今日は出血したことについてお話しします

 

妊娠が分かってからもペースを変えず

がむしゃらに仕事をしていました

と、いうのも職場に妊婦さんが何人かおり

みなさん悪阻で激しく辛そうにしていたから

その日が来るまでに休んでも良い準備をしなければ…と思っていました

 

5月19日の夜も遅くまで仕事をしていました

トイレの回数が増えてきて、19:00頃トイレに行くと下着にピンク色のおりものがついていました。

何か良くないことが起きているのかもしれない

不安になって夫のいるところに駆け込みました

 

クリニックは19:00に診察が終わっていたのてすが

もしかしたら…と思って電話してみました

勿論、診察時間か過ぎていたので出ることはなく

夫は動揺しながらも分娩予定の病院に電話をしてくれました

結果は、6週の子供には何もしてあげられないとのこと

出血が多くなったら来ても良いということでした

 

念のため翌日、土曜診察をしているクリニックに行ってみることにしました。

 

クリニックは男性が入ることはできませんでしたが、何か良くないことがあったときは立ち会ってもらっても良いか、受付に聞いてみました

不安ならば立ち会ってもらっても良いと言われたので、夫に立ち会ってもらうことにしました

 

無事に心拍も確認されました

初めて見たときより落ち着いているようにも感じました

夫も、まだ胎芽のぷーすけを見て感動していました

その日は、夫がいつにも増して優しかったように感じます笑

 

分娩予定の病院から言われたことと同様で、クリニックでも6wの子供には処置ができないこと

赤ちゃんの生命力を信じるしかないこと

普段通りの生活をするしかないこと

を、言われました

 

その日は、心療内科とイベントに顔を出す予定があったので行くことにしました

昨晩のこともあって、夫が車を借りてくれていたので移動の負担は軽減されました

でも、やっぱり無理しない方が良かったのかな…と考えてしまいます

6w0d いざ、病院へ

おはようございます。ぺぇこです。

ぷーすけと私の初対面について書きます

 

2017年5月16日にようやくクリニックに行きました

仕事が立て込んでいたこともあり、先延ばしにしてしまいました

 

あとは、クリニック選びにも時間がかかりました

35歳ではないですが、高齢出産にも近いし

子供に何かあったら、と思うと分娩は大きな病院がいいなと思っていました

 

仕事は休めないので、平日の夜遅くに行けるクリニックでの検診がベストだと考えました。

最寄りか乗換駅の近くで退勤後に行けそうなクリニックを探したところ乗換駅で見つかりました

 

ウィメンズパークなどの情報を集め口コミでも

「丁寧に診てくれる」「話をじっくり聞いてくれる」と評判で

不安の強い私に合っていると思いそこに行くことにしました

 

不妊外来を受けているためか

普通妊娠の場合、男性がクリニックに入れないことが唯一のウィークポイントです

 

パパにも動いているエコーを見てもらうことは

父性を育てるのに必要だと、今回の妊娠で強く感じました

 

本当は15日に行くことにしたのですが

体調が悪くなったことや

診察時間に間に合わなくなったこともあり

翌日に受診することにしました

 

子宮外妊娠だったらどうしよう

想像妊娠だったら恥ずかしいな…

そんなことを考えながらの受診でした

 

婦人科検診をうけていたので

あの内診台は特に抵抗もなかったです

 

ちゃんと妊娠していたら6w0d

もしかしたら心拍も確認できるかも…

なんて思っていました

 

子宮の中に胎嚢を見つけたときは

本当に本当に安心しました

しかも袋の中でピコピコ動いている物体が!

それが私とぷーすけの初対面でした

 

なんか、思ったよりも激しく動いており

さすが私たち夫婦の子供だと思いました

2人とも多動(AD/HD)の傾向があるので。

 

先生の印象は、口コミと違い

余り診察ではなく、どちらかと言うとぶっきらぼう…という感じでした

まあ…診察時間終わりの方でお疲れだったのかもしれません

 

先生の名誉のために書いておきますが

結果的に今回は悲しいことになりましたが

この後もこの先生のクリニックにお世話になりたいと考えています

 

そんなこんなで、心拍も確認できたので

母子手帳を取りに行くように言われました

心拍確認できましたとか言われなかったですけどね

ぴろとぺぇこのこと

こんにちは。ぺぇこです。

妊娠と稽留流産とは直接関係ないのですが

少し私たち夫婦のことについて書きます

 

私たちは現在の職場で出会いました

私は好みのタイプではなかったのですが(笑)

お互いになんとなく仲良くなりそうだと思っていました

 

昨年の夏からデートを重ね、付き合うようになりました

お互いに結婚願望がなかったのですが

付き合い始めた当初から長い付き合いになることは予感していました

 

付き合って1年記念日に入籍しようという話も

いつからか浮上してきました。

 

お互いに、一緒にいても無理することなく

良いところも悪いところも受け止められる相手です

 

同じ職場、私が年上(30代)、両親への紹介…

色々クリアしなければならない課題がありました

ぴろは、まだ20代なのと、計画的に行動するとこが苦手なので特に両親への紹介や挨拶は最難関の課題でした

 

ぷーすけがお腹にいることが分かり

入籍と順番が逆になったことに正直戸惑いました

でも、ぷーすけのおかげで入籍へのステップは

確実に、スピーディに進みました

 

ぷーすけの検診、両親への挨拶、入籍準備、

両家顔合わせ、仕事の行事、心療内科の受診…

一番大事な時期に、休日返上で動いていました

 

つわりは食べ悪阻や匂い悪阻で、そこまで辛くなかったので

通常でも無理なことを遂行してしまいました

十分な休養と休息がとれず、

食事も適当に済ましてしまうし

ぷーすけに負担をかけていたと反省しています

 

今回は、悲しい結果になりましたが

ぷーすけは、私がママになれる身体だと教えてくれました

ぷーすけは、私たちが夫婦になれるように働きかけてくれました

 

私が無理してしまったので、ぷーすけは空に帰ってしまいました

ぷーすけが、戻ってきたときには

もう、絶対に無理しません

私たち夫婦は何にも代えられない大切なものを失いました

 

仕事人間で仕事を最優先にしていた私

他人と暮らす結婚なんてできない

自分みたいな人間に子育てなんか無理だ

そう思っていました

 

ぴろとなら何でもできると思えました

自分の子供が愛しいことが分かりました

 

ぷーすけが戻ってきたときは

全身全霊をかけて守ります

もっと、お腹に話しかけてあげます

今回「できなかったこと」を全部します

 

ぷーすけが戻れるように

私たち夫婦の気持ちと身体を整えます

2017年ゴールデンウィークと祖父の夢

こんにちは。ぺぇこです。

次の一歩を踏み出すために、ブログを書いています。

 

ぷーすけの生まれ変わりに会うために

 

 

私はもともと生理痛が重く

月経過多と思うくらい経血量も多いです

基礎体温はサボっていましたが

平熱は36.6℃くらいです

 

排卵前後から生理前は悪阻のような気持ち悪さがあり

めまいもしていました

当時は彼氏だった現在の夫ぴろとは

そんな症状を「つわり」と言っていました

 

今考えると、本当につわりだったのかもしれません

 

そんな私だったので、ゴールデンウィークに具合が悪いのも

生理前の気持ち悪いやつか…としか思っていませんでした

 

さらにゴールデンウィーク前に祖父が亡くなり

短期間で九州へ葬儀に出るため帰ったので

その心労もあったのかな…と思っていました

 

祖父の葬儀が終わり、翌日に役所の手続きを済ませた夜

祖父が夢に出てきました

「お母さんにしてあげるよ」と言われました

 お腹が光り、膨らんだのですかさず

「女の子がいい!!」と叫んだのを覚えています

 

あのときは、不思議な夢だな、としか思わず

その後も普通に過ごしていました

ぴろの実家でお祭り後の飲み会にも参加し

焼酎をたくさん飲んでいました

 

最終月経が4月4日で、生理周期はほぼ28日だったので

さすがに少し遅れていることや夢のこと

いつもより具合が悪い上に

腰痛、股関節痛があることも気になり

助産師の友人の勧めもあり

2017年5月6日に妊娠検査薬を使うことにしました

 

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結果は見事に陽性

ぴろに見せると一緒になって喜んでくれました

 

2017年5月6日は

ぷーすけとの初めての出会い

一番幸せなときでした

 

 

後から考えると、おりものの感じやら何やらで

ちゃんと排卵前後に仲良ししていたことが分かりました。

参考にしたのは福さん式のページです

今検索かけても、福さんのページはヒットしなくて…他の方がまとめたものはいくつかヒットしました

 

検索ワードとして

「福さん式」「ノビオリ」が良いかと思います

 

仲良し前後に確かにノビオリが出ていました

(前だか後だか記憶がないのですが…)

私は妊活していたわけではありませんが

福さん式は本当に当たるんだなぁと思いました

 

妊娠できる身体に戻ったら

ぷーすけが戻って来られるよう

福さん式をもっとしっかり学びます

はじめに

はじめまして。ぺぇこと申します。

本日は2017年7月5日

お腹の中にはぷーすけと呼んでいる子がいます

今日で13w1dのはずでした

 

7月3日、心拍がなくなっているらしいと言われ

次の検診予定で確認することになりました

どうやらネットの情報を見ると

稽留流産なんだ、と納得しようとしています

 

6月30日までは拍動がありました

横向きで動いていました

初めて横向きのぷーすけを見て

愛おしいと思っていました

 

6月27日の検診では

羊水が少なめだと言われていました

拍動があるから大丈夫だと言われていました

 

ドクターには言われませんでしたが

・胎嚢が小さい

・胎児が小さい

・胎児が屈曲している

と、電子カルテに書いてあるのが見えました

 

早くから母子手帳をいただき

4ヶ月に入り、このまま大きくなる

そう信じていました

 

天国から地獄に突き落とされました

ここ2日でネット情報を検索し

稽留流産を経験された方のブログを読み

夫や母と話をし

今までで一番泣きました

まだまだ涙は溢れるけれども

次のことを考えて切り替えようとしています

 

私は、12w以降の流産なので

後期流産という分類になるそうです

全流産の中でも確率として低いらしく

母体にも原因があるというネット情報もありました

クリニックのドクターはパパとママのせいじゃないって言ってくれたけど…

 

今は、自然に出てくることを待っています

次の検診予定だった7月11日までに出てこなかったら手術になるかもしれないそうです

 

心の中はぐちゃぐちゃです

この気持ちを少しずつまとめていくために

ブログというツールを使わせてもらいます

 

それから私には、自閉症スペクトラムの傾向があり

良いことも悪いこともはっきり伝えてもらった方がへたに不安にならずに済みます

分娩予定の病院でも、自閉症スペクトラムのことを話し

心療内科で書いてもらった情報提供書も提出しました

 

しかしながら、分娩予定の病院は

毎回ドクターが変わり、人によってはこちらのお願いを無視する方もいました

そのため、足りない情報を埋めるのがネットでした

 

でも、ネットには私が欲しい情報は少なく

曖昧な情報ばかりで自分に似た経験談もなく

不安な気持ちを解消できずにいました

 

私と同じような立場の方がいたら

その方のためにも、情報のひとつとして

提供しても良いのではないかと思いました

私の気持ちの整理も兼ね、私のように先の見通しが必要な人のために

これから起こることの覚悟みたいなものをもつツールになれば…

 

そんな大きなことができるとは思いません

ご批判もあると思います

ひとまず、私の記録をさせてください

 

勿論、ぷーすけとは違い無事にお腹の中で育ち

この世に生まれてきたお子さんはたくさんいると思います

ぷーすけは残念な結果になりました

 

私の行動の中にも、反省すべき点は山のようにあったはずです

それを、今、助かるかもしれない赤ちゃんのためにも発信しなきゃと思います

 

ぷーすけや私たち夫婦のように

悲しい想いにならないために

これから少しずつ文章を書き溜めていきます

 

 

 

ぷーすけを外に出すことは

ぷーすけの生まれ変わりがくるための準備

 

ぷーすけがお空に戻ったのは

忘れ物を取りに行っただけ

 

ぷーすけは私がママになれることを教えてくれた

 

ぷーすけは私たち夫婦を夫婦にしてくれた天使

 

今の私を支えている言葉たちを並べて

この記事を締めくくります。